トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2013年 > 福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れについて(続報29)
平成25年9月4日
東京電力株式会社
8月19日に発見した「福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れ」に関する続報についてお知らせいたします。
現在、H4エリアタンク堰のドレン弁から水が出ていたことを受け、タンクパトロールを強化しておりますが、本日(9月4日)のパトロールにおいて、高線量当量率箇所は確認されませんでした。
目視点検によりタンク全数に漏えいまたは漏えい痕などの異常のないことも確認しております。
なお、以下の高線量当量率箇所について、昨日(9月3日)、シーリング材およびアクリル板、ゴムマットによる放射線遮へいを試験的に実施したところ、線量当量率の低下を確認しました。
本日のパトロールにおいては、上記放射線遮へいを実施した状況で線量測定を実施しています。
線量測定結果(9月3日実績)
<放射線遮へい実施前>
・H3エリアBグループNo.4タンク(北側)2,200mSv/h(5cm距離)※
・H3エリアBグループNo.4タンク(南側) 500mSv/h(5cm距離)※
・H3エリアAグループNo.10タンク(北側) 70mSv/h(5cm距離)※
<放射線遮へい実施後>
・H3エリアBグループNo.4タンク(北側) 30mSv/h(5cm距離)※
・H3エリアBグループNo.4タンク(南側) 15mSv/h(5cm距離)※
・H3エリアAグループNo.10タンク(北側) 10mSv/h(5cm距離)※
※70μm線量当量率(ベータ線)の値*
(1cm線量当量率(ガンマ線)の値は1mSv/h未満)
*70μm線量当量率=皮膚等の等価線量率
以 上
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