トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2013年 > 福島第一原子力発電所における港湾内海水のトリチウム測定結果について(続報46)
平成25年9月3日
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所1~4号機タービン建屋東側観測孔においてトリチウムおよびストロンチウムが高い値で検出されたことについて、その後の状況についての続報です。
昨日(9月2日)に採取した1~4号機タービン建屋東側観測孔におけるセシウムおよび全ベータ等の測定結果が取りまとまったことから、お知らせいたします。
今回の測定結果について、地下水観測孔No.1-3のセシウム134が10Bq/L(前回値:1.3Bq/L)、セシウム137が24Bq/L(前回値:3.3Bq/L)、また、ウェルポイントの全ベータの値が36万Bq/L[前回値:6千Bq/L(前々回値:19万Bq/L)]に上昇しております。
原因として、地下水観測孔No.1周辺は水ガラスで閉鎖領域となりつつあり、ウェルポイントから水を汲み出しているので、地下水観測孔No.1-2等から高濃度のセシウムや全ベータが地下水観測孔No.1-3に流入したと推測しています。
なお、今回新たに掘削した地下水観測孔No.0-2の測定結果は、No.0-1とほぼ同程度の値でした。
引き続き、他の箇所の追加ボーリングの結果や港湾内や放水口などの海水の分析結果を踏まえて、監視を強化してまいります。また、護岸の地盤改良工事を継続するとともに、今後、取水電源ケーブルトレンチ内の汚染水の移送、閉塞および海水配管トレンチ内の汚染水の浄化など汚染拡大防止対策を鋭意進めてまいります。
サンプリングの結果については、当社ホームページに掲載しておりますので、ご参照願います。
URL:http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/index-j.html
以 上
© Tokyo Electric Power Company Holdings, Inc.