トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2013年 > 福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れについて(続報22)
平成25年9月1日
東京電力株式会社
現在、H4エリアタンク堰のドレン弁から水が出ていたことを受けてパトロールを強化しておりますが、本日のパトロールにおいて、昨日お知らせした高線量当量率箇所と同タンクの反対側(北側)において、高線量当量率箇所が確認されました。
・H3-No.4タンク(北側) 1700mSv/h(ベータ線70μm線量当量率)
また、昨日お知らせした以下の高線量当量率箇所において、本日、再度測定した結果は以下のとおりです。
・H3-No.10タンク 80mSv/h(ベータ線70μm線量当量率)
・H3-No.4タンク(南側) 1100mSv/h(ベータ線70μm線量当量率)
※ガンマ線の値は1mSv/h未満(測定器の針が振れなかった)であり、大半はベータ線でした。ベータ線は距離をとることで、受ける放射線の量は格段に少なくなるものであり、現場全体の雰囲気線量が上記の線量ということではありません。
上記3箇所において、滴下は確認されませんでした。今後、漏えいの有無も含め当該箇所の詳細調査を行う予定であり、状況等については分かり次第お知らせします。
なお、上記3箇所以外は、パトロール時の測定(タンク外表面から概ね1m以内、地上高さ50cm程度を全周測定)において、10mSv/h以上が測定された箇所はありませんでした。
※10mSv/hの記録基準は、原子力規制庁「特定原子力施設監視・評価検討会汚染水対策検討ワーキンググループ第5回会合」においてご報告したもの
以 上
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