トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2013年 > 福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器圧力変化の発生について
平成25年8月24日
東京電力株式会社
本日(8月24日)午前1時頃、2号機において原子炉格納容器の圧力低下および原子炉格納容器ガス管理システムの排気流量の減少傾向を確認したことから、原子炉格納容器ガス管理システム等の現場確認を実施しました。
確認の結果、当該システムの系統入口側に設置されている排水ラインのUシール部に空気の流れが確認されたことから、Uシール上流側にある弁を午前10時40分に閉止して、状況の監視を続けております。
弁閉止操作後、午後3時時点において、原子炉格納容器の圧力および原子炉格納容器ガス管理システムの排気流量についていずれも上昇傾向となっており、今後もパラメータの監視を実施してまいります。
なお、本件に伴うモニタリングポストの指示値に有意な変動はなく、あわせて排水ラインUシールの出口部にあたるタービン建屋1階について、念のため、ダスト測定を実施したところ、検出限界値未満であり、異常がないことを確認しております。
<2号機原子炉格納容器圧力の推移>
・8月23日午後11時00分 :13.19Kpa g
・8月24日午前11時40分(弁閉止操作後) : 6.62Kpa g
・8月24日午後3時00分 : 7.18Kpa g
<2号機原子炉格納容器ガス管理システムの流量の推移>
・8月23日午後11時00分 :16.03Nm3/h
・8月24日午前11時40分(弁閉止操作後) :12.66Nm3/h
・8月24日午後3時00分 :12.66Nm3/h
以 上
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