トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2013年 > 福島第一原子力発電所免震重要棟前に設置されたダストモニタの警報発生について(続報3)
平成25年8月19日
東京電力株式会社
本日(8月19日)発生いたしました福島第一原子力発電所免震重要棟前に設置されている連続ダストモニタの高高警報の続報についてお知らせいたします。
免震重要棟前に2台設置している連続ダストモニタの値は放射能高警報レベルを下回っており、可搬型ダストサンプラによるダスト採取を午後4時09分から午後4時29分にかけて行ったところ、セシウム137で8.9×10^-6[Bq/cm3]と、ダスト採取においてもマスク着用基準(2.0×10^-4[Bq/cm3])を下回っております。
調査の一環として、事案が発生した時間帯において免震重要棟の風上であった1,2号機開閉所東側のダスト採取を午後0時48分から午後1時08分、および午後1時50分から午後2時10分にかけて行ったところ、セシウム134およびセシウム137が検出されました。
・午後0時48分から午後1時08分:セシウム134:3.2×10^-5[Bq/cm3]
セシウム137:7.2×10^-5[Bq/cm3]
・午後1時50分から午後2時10分:セシウム134:8.0×10^-6[Bq/cm3]
セシウム137:2.1×10^-5[Bq/cm3]
また、免震重要棟の風下に設置されているモニタリングポスト-2の値について、有意な変動は確認されませんでしたが、事案についてより詳細な確認を行うため、測定レンジを1000倍に拡大して確認したところ、以下の時間帯で通常の監視桁数を下回る範囲での指示上昇が確認されました。
・午前10時00分から午前10時20分 42/1000[μSv/h]の上昇
・午後1時30分から午後1時50分 31/1000[μSv/h]の上昇
※通常の監視桁数はμSv/hの有効数字2桁
さらに、モニタリングポスト-2において、可搬型ダストサンプラによるダスト採取を午後7時55分から午後8時25分にかけて行った結果は以下のとおりです。
・セシウム134:3.1×10^-7[Bq/cm3]
・セシウム137:4.5×10^-7[Bq/cm3]
以上の状況ですが、発電所内の全面(半面)マスク着用省略可能エリアでのマスク着用を継続いたします。
以 上
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