トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2013年 > 福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋5階中央部近傍(機器貯蔵プール側)で湯気らしきものの確認について(続報4)
平成25年7月18日
東京電力株式会社
本日(7月18日)、3号機原子炉建屋5階中央部近傍(機器貯蔵プール側)より、湯気らしきものが漂っていることを確認したことについての続報です。
3号機原子炉建屋上部における当該部近傍のダストサンプリング結果が取りまとまったことからお知らせいたします。
<3号機原子炉建屋上部 ダストサンプリング結果>
ヨウ素131:検出限界値未満
セシウム134:4.0×10^-5 Bq/cm3
セシウム137:7.1×10^-5 Bq/cm3
測定結果については、この半年でセシウム137は1.0×10^-3 Bq/cm3~1.0×10^-5Bq/cm3、セシウム134は5.0×10^-4 Bq/cm3~1.0×10^-5Bq/cm3の間でばらつきが見られ、今回もその中で、検出限界値*を若干超える値が検出されております。
*検出限界値
ヨウ素131 揮発性:7.0×10^-6 Bq/cm3、粒子状:4.2×10^-6 Bq/cm3
セシウム134 揮発性:1.5×10^-5 Bq/cm3、粒子状:8.2×10^-6 Bq/cm3
セシウム137 揮発性:2.1×10^-5 Bq/cm3、粒子状:1.1×10^-5 Bq/cm3
この測定結果およびこれまでのプラント状況の確認結果により、湯気の発生原因は雨水がウェルカバーのすき間から入って、格納容器ヘッド部にて加温されたことによるものと推定されます。
引き続き、状況を注視してまいります。
以 上
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