トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2013年 > 福島第一原子力発電所5号機非常用ディーゼル発電機における待機不全ランプの点灯について(続報)
平成25年7月5日
東京電力株式会社
5号機非常用ディーゼル発電機(以下、D/G)(B)の待機不全ランプの点灯について、本日、燃料ハンドル(D/Gへの燃料供給をしゃ断する装置)の位置検出回路および燃料ハンドル位置について詳細調査を実施しました。
待機中の5号機D/G(A)と比較したところ、5号機D/G(B)の燃料ハンドル位置が通常位置よりずれていることが確認されました。
この結果から、今回の不具合の原因は、5号機D/G(B)燃料ハンドルの位置ずれにより、燃料ハンドルの位置検出回路(リミットスイッチ)への押し付けが不十分(OFF状態)となり、待機不全ランプが点灯したものと推定しました。
待機不全ランプの点灯に関する再発防止対策として、以下の項目を実施します。
・D/Gの燃料ハンドル付近に通常固定位置を表示する。
・操作手順書にD/G燃料ハンドル通常固定位置を明記する。
・操作員に今回のトラブルについてを周知する。
今回、トラブルの原因が明らかになったことから、燃料ハンドルの位置を戻して待機不全ランプの消灯を確認し、本日(7月5日)午後4時23分から確認運転を開始しましたが、停止操作において、空気貯槽の空気圧が低いことが確認されたため、今後、空気貯槽の空気圧が低いことの原因調査を行なうこととし、本日午前3時45分頃に待機除外にしている5号機D/G(B)については、待機除外状態を継続します。
以 上
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