トップページ > リリース・お知らせ一覧 > プレスリリース > 2013年 > 福島第一原子力発電所 内部被ばく線量再確認作業にともなう「被ばく線量の分布等」の修正について
平成25年7月5日
東京電力株式会社
これまで当社は、福島第一原子力発電所における作業者の被ばく線量について当社社員の線量評価を行うとともに、各元請企業の評価結果の集約を行い、その結果について毎月末に厚生労働省に報告するとともに、公表しております。
そのなかで、内部被ばく線量の評価結果について、当社の所有するデータに基づき計算・評価した結果と、各協力企業の詳細な調査等に基づいて評価した結果(採用値)の差違について、厚生労働省が各データや内部被ばく線量評価の方法の妥当性について再確認しておりました。
今般、厚生労働省が実施していた内部被ばく線量の再確認作業が終了し,厚生労働省が元請企業へ修正を指導した内容に基づき修正されたデータが提出されましたので、これを反映した線量分布表を本日(平成25年7月5日)厚生労働省へ報告しましたので、お知らせいたします。(添付資料1)
また、今回の内部被ばく線量修正に伴い既に報告済みの平成22年度,平成23年度の放射線管理等報告書が修正になることから、本日、原子力規制庁へ修正について報告しました。
今回の内部被ばく線量修正対象には当社社員も32人含まれています。これらの当社作業員は、初期の頃に内部被ばく線量の評価を確定したものであり、今回、厚生労働省の指導により放射性物質の摂取を作業開始日に全量を急性摂取したとして評価するよう変更するとともに、評価対象核種の見直しをしました。(添付資料2)
なお、平成23年10月以降は有意な内部取り込みは認められていませんが、今後、有意な内部取り込みが確認された場合は、厚生労働省の指導内容を確認するとともに、従前同様に協力企業の評価に協力し、福島第一原子力発電所における放射線管理を一層充実させてまいります。
以 上
<添付資料>
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