平成25年７月４日
東京電力株式会社

　昨日（７月３日）、福島第一原子力発電所２号機原子炉注水ラインを高台炉注水ラインからＣＳＴ炉注水ライン^※へ切り替え、炉心スプレイ系（約3.5m³/h）および給水系（約2.0m³/h）による原子炉への注水確認を実施しております。
　
　本日（７月４日）午前11時45分、ＣＳＴ炉注水ラインに接続されているタービン建屋内炉注水ラインの弁について、本来閉まっているべきところ、開状態になっており、炉心スプレイ系に流れるべき水の一部が給水系に流れていることを確認しました。

　なお、炉心スプレイ系と給水系の合計の注水量（約5.5m³/h）に変化はなく、必要な原子炉注水量（4.0m³/h）は満足しており、各パラメータに有意な変動は確認されておりません。

　本日、タービン建屋内炉注水ラインの弁を閉操作し、炉注水量の調整を実施します。

　※復水貯蔵タンクを水源とした原子炉注水ライン 

以　上