トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2013年 > 福島第一原子力発電所多核種除去設備バッチ処理タンク2Aにおける水滴の発見について
平成25年6月16日
東京電力株式会社
昨日(6月15日)午後11時頃、現在試験運転中(水処理設備で処理した廃液を用いた試験運転)の多核種除去設備A系のバッチ処理タンク(2A)において、当社社員が結露状況を確認した際に、当該タンク下の漏えい水受けパン内に、変色(茶色)した水の滴下跡があることを発見しました。
水の滴下跡は、当該タンクの漏えい水受けパン内にあるため、当該設備より外部への漏えいの可能性はありません。
当該バッチ処理タンク(2A)表面には結露水が付いており、一部が変色していることから、当該タンク下に滴下水を受けるためのバケツを設置すると共に、滴下状況を監視しておりましたが、現在までのところ、当該タンク表面結露水は引き続き生じておりますが、新たな変色した水の滴下は確認されておりません。
念のため、多核種除去設備A系を停止し、変色した滴下水について、更に調査を実施します。
調査結果については、分かり次第お知らせします。
モニタリングポスト指示値の有意な変動は確認されておりません。
以 上
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