トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2013年 > 福島第一原子力発電所正門外側におけるコンクリートポンプ車からの油漏れについて
平成25年5月29日
東京電力株式会社
昨日(5月28日)午後2時30分頃、福島第一原子力発電所正門外側(発電所敷地内)にて待機中のコンクリートポンプ車のアウトリガー※(転倒防止用装置)の圧力計器チューブから、制御油が漏えいしていることについて、協力企業作業員から当社社員に連絡がありました。
※アウトリガーとは、クレーン車等の重機などにおいて、アームを伸ばしたり物を吊り上げたりする際に、車体横に張り出して接地することで、車体を安定させる装置です。
直ちに当該コンクリートポンプ車のエンジンを停止し、油の漏えいは停止しています。
また、漏えいした油はペール缶※で受けており、缶で受けた量が約18リットル、地面に漏えいした量が約2リットルの合計約20リットルと推定しており、拭き取り等による回収を実施しています。
※ペール缶とは、小型のドラム缶であり、容量18~20リットル程度の取っ手付きのものです。
現場はアスファルト上であるため土壌への浸透はなく、海までの距離が離れていることから、海洋への流出もないと考えています。
漏えいの原因については今後調査してまいります。
なお、本日(5月29日)午前1時57分頃に消防へ連絡して現場確認が実施され、午前3時10分に漏えいが停止していることが確認されました。
本件につきましては、本日予定しております福島の定例レクおよび本店の定例会見にてご説明いたします。
以 上
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