トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2013年 > 福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報147)
平成25年5月15日
東京電力株式会社
4月5日以降お知らせしております、地下貯水槽の状況についての続報です。
昨日(5月14日)実施した地下貯水槽関連のサンプリング分析結果についてお知らせします。
・地下貯水槽No.1~7のドレン孔水
・地下貯水槽No.1~4,6の漏えい検知孔水
・地下貯水槽観測孔(地下貯水槽No.1~3周辺)A1~A19
・地下貯水槽観測孔(地下貯水槽No.6周辺)B1~B3
・地下水バイパス(調査孔a~c、揚水井1~4)
・海側観測孔(1)~(4)
昨日(5月14日)の分析結果で、地下貯水槽No.3の漏えい検知孔水(南西側)の全ベータ値が、前回(5月13日)と比較して約5倍となっていますが、この値は過去の測定結果の範囲内であり、その外側のドレン孔(南西側)での濃度上昇はありませんでした。
その他については前回(地下水バイパス〈調査孔a~c、揚水井1~4〉:5月7日、海側観測孔(1)~(4):5月6日、その他:5月13日)実施したサンプリングの分析結果と比較して大きな変動はありませんでした。
また、5月6日と7日に実施した以下のトリチウムのサンプリングの分析結果(1週間に1回分析を実施)についてお知らせいたします。
・地下水バイパス(調査孔a~c、揚水井1~4)
・海側観測孔(1)~(8)
今回から、より検知精度を向上させるため、分析方法を変更し、検出限界値を下げて分析しており、今回11箇所でトリチウムが検出されています。そのうち9箇所については、前回(4月29日から5月1日)の検出限界値(約2~3×10-1Bq/cm3)を下回る値で検出されています。この値は過去の地下水バイパス揚水井などの分析結果と同等の値であり、新たな濃度上昇ではないと考えております。その他の2箇所については、前回と比較して大きな変動はありません。
したがってトリチウムの分析結果についても、前回(4月29日から5月1日)の分析結果と比較して大きな変動はないと考えています。
サンプリングの結果については、当社ホームページに掲載しておりますので、ご参照願います。
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/index-j.html
引き続き、当該貯水槽の水位等について監視強化を行います。
以 上
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