トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2013年 > 福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報45)
平成25年4月12日
東京電力株式会社
4月5日以降お知らせしております、地下貯水槽の状況についての続報です。
【移送の準備状況について】
地下貯水槽No.3からNo.6への移送中に発生した水漏れについて、移送ポンプ出口配管の接続部(フランジ部)から発生した漏えいの原因調査の結果、原因が当該フランジ面間、間隙の不均一によるものであったことから当該フランジ部のガスケットを交換し、フランジ部の復旧を行いました。
その後、他のフランジ部についても面間の測定及びフランジボルトの締めつけ状況を確認し、問題がないことから、準備が出来次第地下貯水槽No.3から地下貯水槽No.6への移送を開始する予定です。
なお、移送開始時は移送ラインに流す水を少なくして、ポンプを短時間運転し、各フランジ部からの漏えいが無いことを確認したうえで、連続運転を行います。
さらに移送ラインの各フランジ部にビニール養生を行い、人員を配置して漏えい確認を行います。
また、漏えい水が滴下して染みこんだと思われる貯水槽上部覆土(盛土)の除去作業について、さらに掘削を行い(合計掘削深さ30~60cm)、地表面最大で0.05mSv/h(β+γ)となりました。
【地下貯水槽から漏えい検知孔内に漏えいした水の拡散防止策】
地下貯水槽から漏えい検知孔内に漏えいした水の拡散防止策について、本日の作業状況をお知らせいたします。
・地下貯水槽No.1:
本日仮設ポンプを2回起動し、漏えい検知孔内(北東側・南西側)の漏えい水を当該地下貯水槽内へ戻しました。
・地下貯水槽No.2:
本日仮設ポンプを1回起動し、漏えい検知孔内(北東側・南西側)の漏えい水を当該地下貯水槽内へ戻しました。
・地下貯水槽No.3:
本日仮設ポンプの設置を完了し、漏えい検知孔内(北東側・南西側)の漏えい水を当該地下貯水槽内へ戻す処置については、地下貯水槽No.3から地下貯水槽No.6への移送状況に応じて、明日以降に実施する予定です。
以 上
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