トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2013年 > 福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報29)
平成25年4月10日
東京電力株式会社
4月5日以降お知らせしております、地下貯水槽の状況についての続報です。
福島第一原子力発電所地下貯水槽No.1、No.2の漏えい検知孔内に漏えいした水が周辺の地盤へ拡散することを防止するため、仮設ポンプを設置して漏えい検知孔内の漏えい水をくみ上げ、当該地下貯水槽内へ戻す処置を行う準備を進めてまいりました。
本日(4月10日)、仮設ポンプの設置等が完了したことから、準備が整い次第仮設ポンプを起動して、漏えい検知孔内の漏えい水を当該地下貯水槽内へ戻す処置を実施いたします。なお本処置は、地下貯水槽No.1、No.2に保管している汚染水を地上に設置した別のタンクへ移送が完了するまでの間、実施する予定です。
また、地下貯水槽No.2漏えい検知孔(北東側)で比較的高い濃度の汚染水が検出されていることから、北東側の漏えい検知孔貫通部を目視確認するため、準備が整い次第、貫通部を覆っている覆土、遮水シート、砕石等の撤去を実施する予定です。
これに加えて、地下貯水槽周辺の汚染状況の確認および海側への汚染拡大の有無等を確認するためのボーリング調査(地下貯水槽周辺および地下貯水槽より海側の地面を掘削し、土壌中の水を採取して放射性物質の濃度を分析)も準備が整い次第、実施する予定です。
本内容については、すでにお知らせしております社長会見(Jヴィレッジ、午後3時30分~)、本店会見(本店3階大会議室、午後4時30分~)でご説明するとともに、午後3時30分を目途に福島県政記者クラブへ資料を配付させていただく予定です。
以 上
© Tokyo Electric Power Company Holdings, Inc.