トップページ > リリース・お知らせ一覧 > プレスリリース > 2013年 > 国際原子力機関(IAEA)による福島第一原子力発電所1~4号機の廃炉措置等に向けた取り組みに関するレビューの実施について
平成25年4月9日
東京電力株式会社
当社は、政府・東京電力中長期対策会議*1において決定された「東京電力(株)福島第一原子力発電所1~4号機の廃炉措置等に向けた中長期ロードマップ」に基づいて廃炉に向けた取り組みを進めておりますが、その取り組みについて、国際原子力機関(IAEA)によるレビューが実施されることになりましたのでお知らせいたします。
今回のレビューは、日本政府からIAEAに対して要請したもので、中長期ロードマップに基づいて進める廃炉に向けた取り組みの中で、原子炉の安定状態や汚染水の漏えいトラブルを含め、放射性物質の放出管理など直面している課題について評価、助言をいただくことを目的として行われるものです。
レビューは、IAEAおよび各国の専門家*2によって、平成25年4月15日から4月22日にかけて実施されますが、その中で福島第一原子力発電所の現地調査も実施される予定となっております。
以 上
*1 政府・東京電力中長期対策会議
平成23年12月、原子力災害対策本部の下に「政府・東京電力中長期対策会議」が設置され、同会議により決定された「中長期ロードマップ」に基づき、当社は実際の廃炉作業を実施し、政府は当社が実施する廃炉作業の進捗管理や、廃炉に必要となる研究開発を実施している。なお平成25年2月8日には、原子力災害対策本部にて、廃炉推進体制の強化について決定され、現在は「東京電力福島第一原子力発電所廃炉対策推進会議」の下、廃炉に向けた取り組みを進めている。
*2 IAEAおよび各国の専門家
ファン・カルロス・レンティッホIAEA核燃料サイクル・廃棄物技術部長を団長とする計12名のメンバーで構成される。
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