トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2013年 > 多核種除去設備の一時停止について(続報3)
平成25年4月5日
東京電力株式会社
昨日(4月4日)お知らせいたしました福島第一原子力発電所における多核種除去設備の一時停止について、続報をお知らせいたします。
多核種除去設備の誤操作による停止について、原因調査と再発防止対策を以下のとおり取りまとめ、再発防止対策の実施が完了し、準備が整い次第、運転を再開する予定です。
【原因調査】
・多核種除去設備操作は、タッチペンによる操作画面タッチで行っていたが、タッチペン先が太いことから隣ボタン(操作画面切替ボタン)をタッチしてしまった。
・さらに、操作画面切り替わりにはタイムラグがあり、連続してタッチ操作していたことから、切り替わり後画面の運転スイッチにタッチしてしまい、多核種除去設備を停止させてしまった。
【再発防止対策】
・タッチペンによる画面タッチを中止し、マウスによる操作とする。
・不用意な連続クリック防止のため、「操作の際は操作毎に確実に確認」を周知徹底する。
・操作盤付近に、上記対策の注意喚起札を表示する。
・単独操作を防止するため、データ採取の画面操作も2名1組で実施するとともに、指導責任者を明確化する。
また、今後さらなる対策として、機器操作に関わるスイッチ動作のソフト改造(操作をシングルアクションからダブルアクションに変更)を実施します。
以 上
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