鹿島火力発電所ガスタービン発電設備のコンバインドサイクル化について
〜さらなる供給力確保と環境負荷低減に向けて〜
平成24年2月9日 東京電力株式会社 当社は、現在、供給力の確保に全力で取り組む中で、茨城県内の当社の鹿島火力 発電所敷地内において設置を進めているガスタービン発電設備をコンバインドサイ クル方式に変更することとし、このたび、実施計画を取りまとめましたので、お知 らせいたします。 具体的には、平成23年3月11日の震災以降、需給が逼迫する中で、供給力確保策 の一環として、鹿島火力発電所敷地内への緊急的な設置を決定した3台のガスター ビン(合計出力80.4万kW:26.8万kW×3台)を、当初予定どおり平成24年7月まで に全台運転開始させ、その後、3台の当該ガスタービン全てを、平成26年7月まで にコンバインドサイクル方式に変更し、恒常的な電源として活用してまいります。 これにより、合計出力124.8万kW(41.6万kW×3軸)、熱効率約57%を達成する ことになり、これまでの計画と比べ約44万kWの出力増加に加え、環境負荷の低減を 図ることができます。 当社は、引き続き供給力の確保に全力で取り組むとともに、発電設備の計画外停 止や需要増加に伴う電力需給バランスの変化に対し、昨年の夏に設置した緊急設置 電源の稼働等により安定供給を確保してまいります。 以 上 添付資料 ・別紙:ガスタービン発電設備のコンバインドサイクル化計画の概要(PDF 399KB) ・参考:ガスタービン発電設備のコンバインドサイクル方式への変更について (PDF 51.2KB)