プレスリリース 2012年

当社福島第一原子力発電所敷地内トレンチ等の水溜まりの調査状況について

                             平成24年1月19日
                             東京電力株式会社

 当社は、平成23年12月18日に福島第一原子力発電所の集中廃棄物処理施設プロセ
ス主建屋と雑固体廃棄物減容処理建屋(高温焼却炉建屋)間のトレンチにおいて、
放射性物質を含む水溜まりの発見を受け、平成24年1月11日より同発電所敷地内ト
レンチ等の水溜まりの調査を開始いたしました。
                     (平成24年1月11日お知らせ済み)

 本日実施した調査において、当社社員が2号機ポンプ室循環水ポンプ吐出弁ピッ
ト、3号機ポンプ室循環水ポンプ吐出弁ピット、4号機ポンプ室循環水ポンプ吐出
弁ピット、および集中環境施設廃棄物系共通配管ダクト内に水溜まりを発見いたし
ました。
 その後、溜まっていた水の核種分析を行った結果、2箇所(2号機ポンプ室循環
水ポンプ吐出弁ピット、3号機ポンプ室循環水ポンプ吐出弁ピット)の水において、
比較的高い濃度の放射性物質が含まれていることを確認いたしました。

<確認した放射性物質の濃度>
○2号機ポンプ室循環水ポンプ吐出弁ピット 
 ・I-131 :検出限界未満
 ・Cs-134:7.1×10Bq/cm 
 ・Cs-137:9.1×10Bq/cm 
○3号機ポンプ室循環水ポンプ吐出弁ピット
 ・I-131 :検出限界未満
 ・Cs-134:3.8×10Bq/cm 
 ・Cs-137:4.8×10Bq/cm 

 なお、日々実施している2、3号機スクリーン(シルトフェンス内側および外側)
の海水サンプリング結果で有意な変動は見られないこと、また、当該ピットの図面
から海洋への流出ルートは認められないことから、海洋への流出の可能性は極めて
低いと考えております。

                                  以 上

○添付資料
 福島第一原子力発電所のトレンチ等の調査状況 
             (平成24年1月19日 調査結果速報)(PDF 112KB) 



	

	



			
			
		

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