プレスリリース 2012年

当社福島第一原子力発電所敷地内トレンチ等の水溜まりの調査状況について

                             平成24年1月12日
                             東京電力株式会社

 当社は、平成23年12月18日に福島第一原子力発電所の集中廃棄物処理施設プロセ
ス主建屋と雑固体廃棄物減容処理建屋(高温焼却炉建屋)間のトレンチにおいて、
放射性物質を含む水溜まりの発見を受け、平成24年1月11日より同発電所敷地内ト
レンチ等の水溜まりの調査を開始いたしました。
                     (平成24年1月11日お知らせ済み)

 本日実施した調査において、当社社員が3号機起動用変圧器ケーブルダクトおよ
び1号機薬品タンク連絡ダクト内に水溜まりを発見いたしました。
 その後、溜まっていた水の核種分析を行った結果、3号機起動用変圧器ケーブル
ダクト内の水において、比較的高い濃度の放射性物質が含まれていることがわかり
ました。

 <確認した放射性物質の濃度>
  ・I-131 :検出限界未満
  ・Cs-134:4.9×10Bq/cm 
  ・Cs-137:6.9×10Bq/cm 
  (主要3核種の合計で、100Bq/cmオーダー)

 なお、3号機起動用変圧器ケーブルダクト内の水溜まりの水位(水面)は、建屋
内の滞留水の水位(水面)よりも高い位置にあることから、現在、建屋内の滞留水
が当該ケーブルダクト内に流入している可能性は小さいものと考えております。

                                  以 上

○添付資料
 福島第一原子力発電所のトレンチ等の調査状況(平成24年1月12日 調査結果速報) 
                                (PDF 279KB) 



	

	



			
			
		

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