プレスリリース 2011年

東北地方太平洋沖地震による影響などについて

【午前10時現在】

                             平成23年12月31日
                             東京電力株式会社

 平成23年3月11日に発生いたしました三陸沖を震源とする東北地方太平洋沖地震
により、当社の原子力発電所をはじめとした設備等が大きな被害を受けるなかで、
立地地域の皆さまをはじめ、広く社会の皆さまに大変なご心配とご迷惑をおかけし
ておりますことに対し、心よりお詫び申しあげます。
 福島第一原子力発電所の事故に関し、4月17日、事故の収束に向けた道筋を取り
まとめ、7月19日に、ステップ1の目標「放射線量が着実に減少傾向となっている
こと」を達成いたしました。その後、12月16日に、ステップ2の目標「放射性物質
の放出が管理され、放射線量が大幅に抑えられていること」の達成を確認いたしま
した。
 また、12月21日に、福島第一原子力発電所1〜4号機の廃止措置等に向けた中長
期ロードマップを取りまとめました。
 プラントの安定状態の維持に取り組むとともに、1〜4号機の廃止措置に向けて
必要な措置を中長期にわたって進めていくことにより、避難されている方々のご帰
宅の実現および国民の皆さまが安心して生活いただけるよう、引き続き全力で取り
組んでまいります。

 当社設備への主な影響について、以下の通りお知らせいたします。

※下線部が新規事項

【原子力発電所】
・福島第一原子力発電所 1〜3号機 地震により停止中
 (4〜6号機は定期検査中)

 ※12月22日より、1号機原子炉格納容器雰囲気温度のC点で温度計指示値の上昇
  が見られた(12月22日時点:約38℃、12月27日午後7時時点:約49℃)。他の
  原子炉格納容器雰囲気温度の指示値に上昇は見られていないことから、12月
  28日午前9時から午前10時にかけて、計器の健全性等の確認を実施し、問題が
  ないことを確認。12月22日以前の窒素封入量およびガス管理システムからの排
  気量に調整し、様子を見ることで原因の絞込みを実施するため、同日午前11時
  から午後0時15分、窒素封入量を約8m/hから約18m/hへ、ガス管理
  システムからの排気量を約23m/hから約30m/hへ、それぞれ調整。温
  度上昇については最高約54.6℃(12月28日午後6時時点)まで上昇していたが、
  約46.4℃まで下降(12月31日午前5時時点)。他の2点についても緩やかな温
  度上昇が確認されていたが、現在は安定傾向を示している。
   D点…12月29日午後5時:約35.8℃(最高値)、12月31日午前5時:約33.6℃
   E点…12月29日午後5時:約40.0℃(最高値)、12月31日午前5時:約37.2℃
  今後も継続して温度上昇の原因調査とプラント状況の監視を行う予定。

 ※3号機使用済燃料プール代替冷却システムにおいて、一次系循環ポンプの吸込
  圧力が、しばしば当該ポンプの入り口側ストレーナの詰まりの兆候による低下
  傾向を示したため、その都度、当該ポンプを停止し、当該ストレーナのフラッ
  シングを行う運用としていた。しかし、今後も同様の傾向を示す可能性がある
  こと、使用済燃料プール水温度が約13℃と十分低く、保安規定の運転上の制限
  (上限値)である65℃まで十分な余裕があることから、フラッシング作業に伴
  う被ばく量を考慮し、平成24年1月4日までの期間、当該ポンプを停止し、使
  用済燃料プールの冷却を一時的に停止する運用とした。
  平成23年12月30日午後4時54分、当該ポンプを停止(停止時 プール水温度:
  約13.3℃)。なお、当該ポンプの停止による使用済燃料プール水温度の上昇は
  1日あたり約5〜6℃と評価している。また、平成23年12月31日以降、本運用
  期間中は使用済燃料プール水温度を確認するため、1日1回当該ポンプを起動
  する予定。

 ※12月30日午後2時37分、3号機タービン建屋地下から集中廃棄物処理施設(雑
  固体廃棄物減容処理建屋[高温焼却炉建屋]およびプロセス主建屋)へ溜まり
  水の移送を開始。12月31日午前9時58分、移送を停止。

・福島第二原子力発電所 1〜4号機 地震により停止中

・柏崎刈羽原子力発電所 5、6号機は通常運転中
 (1〜4、7号機は定期検査中)

【火力発電所】
・電気の供給については、すべて復旧済み
 (ただし、設備損傷箇所については、適時対応中)

【水力発電所】
・電気の供給については、すべて復旧済み
 (ただし、設備損傷箇所については、適時対応中)

【流通設備等への影響】
・電気の供給については、すべて復旧済み
 (ただし、設備損傷箇所については、適時対応中)

【電力需給への影響】
 今冬につきましては、定期検査に入る予定の柏崎刈羽原子力発電所5号機などの
減少要因があるものの、一方で、地震により被災した共同火力の一部運転開始など
の増加要因を織り込んだ結果、5,490万kW(12月末)、5,460万kW(1月末)、5,370
万kW(2月末)の供給力を確保できる見通しとなりました。
 なお、これは、昨年冬期の最大電力である5,150万kWに対して220〜340万kW程度
の供給予備力を確保できることになります。

 今冬は安定供給を確保できる見通しですが、電源の計画外停止や急激な気温の変
化による需要増加の可能性もあることから、お客さまにおかれましては、無理のな
い範囲での節電へのご協力をお願いいたします。
 当社は、引き続き計画停電の「原則不実施」を継続するために、供給力を着実に
確保するとともに、電力設備の確実な運転・保守に努めてまいります。

                                  以 上

添付資料
・過去の実績(平成23年8月1日以降)(PDF 373KB)

参考資料(最終更新日時:平成23年8月19日午前9時)
・過去の実績(平成23年3月11日〜7月31日)(PDF 337KB)

※上記資料の最新版は、【「東北地方太平洋沖地震による影響などについて」実績
 ファイル】ページをご覧ください。



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