当社福島第一原子力発電所の原子炉施設保安規定の変更認可について
平成23年12月28日
東京電力株式会社
当社は、福島第一原子力発電所1号機において、原子炉格納容器ガス管理設備の
本格運用を開始したことおよび「福島第一原子力発電所・事故の収束に向けた道筋」
ステップ2が完了したことから、1号機原子炉格納容器ガス管理設備の運用につい
て規定するとともに、福島第一安定化センターの職務の見直しのため、平成23年12
月22日に、経済産業省原子力安全・保安院へ、福島第一原子力発電所の原子炉施設
保安規定*変更認可の申請を行いました。
原子炉施設保安規定変更認可の申請概要は、以下のとおりです。
○1号機の原子炉格納容器ガス管理設備の放射線検出器による短半減期核種の連続
監視が可能となったため、1号機原子炉格納容器ガス管理設備の運用について規
定。
○「福島第一原子力発電所・事故の収束に向けた道筋」ステップ2が完了したこと
から、福島第一安定化センターの職務を変更。
(平成23年12月22日お知らせ済み)
その後、国において審査が行われ、本日、経済産業大臣より福島第一原子力発電
所の原子炉施設保安規定変更認可の申請について認可を受けましたので、お知らせ
いたします。
以 上
添付資料:福島第一原子力発電所 原子炉施設保安規定変更比較表(PDF 42.2KB)
* 原子炉施設保安規定
核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第37条第1項の規定に
基づき、原子炉設置者が原子力発電所の安全運転を行ううえで遵守すべき基本的
事項(運転管理・燃料管理・放射線管理・緊急時の処置など)を定めたもので、
国の認可をうけている。
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