プレスリリース 2011年

東北地方太平洋沖地震による影響などについて

【午前9時現在】

                             平成23年12月13日
                             東京電力株式会社

 平成23年3月11日に発生いたしました三陸沖を震源とする東北地方太平洋沖地震
により、当社の原子力発電所をはじめとした設備等が大きな被害を受けるなかで、
立地地域の皆さまをはじめ、広く社会の皆さまに大変なご心配とご迷惑をおかけし
ておりますことに対し、心よりお詫び申しあげます。
 福島第一原子力発電所の事故に関し、4月17日、事故の収束に向けた、当面の道
筋を取りまとめ、7月19日に進捗状況についてお示しし、ステップ1の目標「放射
線量が着実に減少傾向となっていること」が達成できていると考えております。ま
た、その後の進捗状況については、11月17日にお示ししております。
 原子炉および使用済燃料プールの安定的冷却状態を確立し、放射性物質の放出を
抑制することで、避難されている方々のご帰宅の実現および国民の皆さまが安心し
て生活いただけるよう、引き続き全力で取り組んでまいります。

 当社設備への主な影響について、以下の通りお知らせいたします。

※下線部が新規事項 

【原子力発電所】

・福島第一原子力発電所 1〜3号機 地震により停止中
 (4〜6号機は定期検査中)

 ※12月12日午前10時、6号機タービン建屋地下の溜まり水について、仮設タンク
  への移送を開始。同日午後4時、移送を停止。

 ※12月12日午後3時53分、2号機使用済燃料プール代替冷却システムにおいて、
  一次系ポンプの出入口の流量差が大きいことを示す警報が発生。現場を確認し
  たところ、漏えい等の異常は確認されていない。現在、同警報による自動停止
  条件を除外し、代替監視処置としてスキマサージタンク水位の監視強化および
  異常時には手動停止させる運用としていることから、スキマサージタンク水位
  を確認し、変動がないことを確認。午後5時18分、計装配管の打振を実施し、
  警報がクリアしたことを確認。今後、流量計の点検または検出ラインのフラッ
  シングを実施し、監視強化を行う予定。なお、使用済燃料プール代替冷却シス
  テムは継続して運転しており、冷却に問題はない。

 ※12月4日、蒸発濃縮装置3A〜3Cにおいて、堰のコンクリート製床の継ぎ目
  の一部にシール材の変形により隙間が広くなっており、堰からの水漏れが確認
  されたことから、その後、類似場所を確認。蒸発濃縮装置1A〜1Cにおいて
  も、同様の損傷が確認されたことから補修を実施し、12月6日、コンクリート
  製床の補修が終了。また、再発防止対策としている、漏えい拡大防止用の堰内
  に漏えい検知器を15日までに設置すると共に、それまでの期間、1日6回の巡
  視を行う運用面の対策準備が整ったことから、水バランスを考慮の上、12月12
  日午後2時33分に蒸発濃縮装置1B、午後2時46分に同装置1C、午後3時50
  分に同装置1Aを再起動。

 ※12月12日午後4時頃、淡水化装置(蒸発濃縮方式)3Cのサンプリングライン
  からの残水を受けるバケツが満水となり周囲に水が溢れていることを確認。水
  溜まりの範囲は、バケツから半径1m程度(バケツ容量:約7リットル、バケ
  ツから溢れた量:約3リットル)であり、堰内に留まっている。午後7時30分
  頃、現場確認を行い、バケツの交換を実施した際、サンプリングラインの弁に
  接続されているホースからの漏えいがないことを確認。午後8時30分頃、再度
  現場を確認したところ、交換したバケツが溢れていることを確認。水溜まりの
  範囲は、バケツから半径1.5m程度(バケツ容量:約12リットル、バケツから
  溢れた量:約7リットル)であり、堰内に留まっている。午後8時50分頃、サ
  ンプリングラインの弁が完全に閉まっていない状態が確認されたことから、当
  該弁を閉め直し、ホースからの漏えいがないことを確認。なお、午後10時25分
  頃、念のためポンプの出入口弁の閉操作を実施し、同装置3Aおよび3Bにお
  いても、同様の対応を完了。午後11時40分頃、現場において新たな漏えいは発
  生していないことを確認。

 ※11月30日午後6時3分、2号機タービン建屋地下から集中廃棄物処理施設(雑
  固体廃棄物減容処理建屋[高温焼却炉建屋])へ溜まり水の移送を開始。12月
  13日午前7時51分、電源強化工事に向けて2号機滞留水移送ポンプの電源を停
  止するため、2号機タービン建屋地下から集中廃棄物処理施設(雑個体廃棄物
  減容処理建屋[高温焼却炉建屋])への溜まり水の移送を停止。本停止に伴い、
  集中廃棄物処理施設(雑固体廃棄物減容処理建屋[高温焼却炉建屋])の水位
  調整のため、12月12日午前8時44分、ベッセル交換のため停止していた第二セ
  シウム吸着装置については、12月14日まで継続して停止する予定。なお、セシ
  ウム吸着装置については運転を継続しており、引き続き滞留水の処理を実施中。
  また、原子炉注水はバッファタンク内の淡水化処理した水により継続実施する
  ことから影響なし。

 ※電源信頼性向上に向けた電源切替工事実施に伴い、12月11日午後10時20分、1
  号機使用済燃料プール代替冷却を停止(停止時プール水温度:14℃)。12月12
  日午後5時7分、1号機使用済燃料プール代替冷却を再開(再開時プール水温
  度:15℃)。

・福島第二原子力発電所 1〜4号機 地震により停止中

・柏崎刈羽原子力発電所 5、6号機は通常運転中
 (1〜4、7号機は定期検査中)

【火力発電所】
・電気の供給については、すべて復旧済み
 (ただし、設備損傷箇所については、適時対応中)

【水力発電所】
・電気の供給については、すべて復旧済み
 (ただし、設備損傷箇所については、適時対応中)

【流通設備等への影響】
・電気の供給については、すべて復旧済み
 (ただし、設備損傷箇所については、適時対応中)

【電力需給への影響】
 今冬につきましては、定期検査に入る予定の柏崎刈羽原子力発電所5号機などの
減少要因があるものの、一方で、地震により被災した共同火力の一部運転開始など
の増加要因を織り込んだ結果、5,490万kW(12月末)、5,460万kW(1月末)、5,370
万kW(2月末)の供給力を確保できる見通しとなりました。
 なお、これは、昨年冬期の最大電力である5,150万kWに対して220〜340万kW程度
の供給予備力を確保できることになります。

 今冬は安定供給を確保できる見通しですが、電源の計画外停止や急激な気温の変
化による需要増加の可能性もあることから、お客さまにおかれましては、無理のな
い範囲での節電へのご協力をお願いいたします。
 当社は、引き続き計画停電の「原則不実施」を継続するために、供給力を着実に
確保するとともに、電力設備の確実な運転・保守に努めてまいります。

                                  以 上

添付資料
・過去の実績(平成23年8月1日以降)(PDF 337KB)

参考資料(最終更新日時:平成23年8月19日午前9時)
・過去の実績(平成23年3月11日〜7月31日)(PDF 337KB)

※上記資料の最新版は、【「東北地方太平洋沖地震による影響などについて」実績
 ファイル】ページをご覧ください。





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