福島第一原子力発電所タービン建屋付近のサブドレンからの放射性物質の検出について(12月2日採取分)
平成23年12月3日
東京電力株式会社
平成23年3月28日、原子力安全委員会より福島第一原子力発電所タービン建屋地
下1階の滞留水に関し、地下および海中への漏えいおよび安全確認のためサブドレ
ンのサンプリングの実施や海水のサンプリングの強化について助言をいただいてお
り、当社として、取り組みを進めているところです。
サブドレンのサンプリングについては、4月14日の原子力安全・保安院からの指
示に基づき、今後、1週間に3回実施することとし、結果については、翌日とりま
とめてお知らせすることとしております。
(お知らせ済み)
福島第一原子力発電所のタービン建屋付近のサブドレン(施設内で集水・管理さ
れた地下水)について、12月2日にサンプリングを行い、放射性物質の核種分析を
行った結果、別紙1の通り、放射性物質が検出されました。
また、平成23年11月14日に採取したサブドレン水に含まれるトリチウム、全アル
ファ、全ベータの分析を行った結果、別紙2の通り、トリチウムおよび全ベータが検
出されました。
以上の結果について、本日、原子力安全・保安院ならびに福島県へ連絡いたしま
した。
以 上
・別紙1:サブドレン等核種分析結果(PDF 10.7KB)
・別紙2:サブドレン等核種分析結果(PDF 10.3KB)
・参考資料:福島第一 放射能濃度(PDF 22.4KB)
一覧へ