プレスリリース 2011年

低圧変成器付計器とタイムスイッチ等の接続順序の誤りについて

                             平成23年11月16日
                             東京電力株式会社

 当社は、他の電力会社において深夜電力等の契約に伴い設置する低圧変成器付計
器とタイムスイッチ等の接続順序に誤りが確認されたことを受け、同様の事例が
ないか、当該設備を設置している全てのお客さま471件を対象に自主点検を行いま
した。

 その結果、20件で接続順序に誤りがあることから、お客さまにタイムスイッチ等
の消費電力分が加算された電気料金をお支払いいただいていたことが判明いたしま
した。

 お客さまに、ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。当該のお客さ
まには接続順序を誤った経緯をご説明させていただくとともに、速やかに、設備の
改修と電気料金の精算手続きを実施してまいります。

 今回の調査結果、今後のお客さまへの対応、および再発防止対策については、経
済産業省関東経済産業局に報告し、再発防止の徹底と公正な対応に努めるよう、ご
指導をいただいております。

 当社といたしましては、今後、同様の事象が発生しないよう、施工会社への指導
や当社社員による施工確認等、再発防止策の徹底に努めてまいります。

                                  以 上

(別紙)接続順序の誤りに関する自主点検結果と再発防止対策等について
                              (PDF 12.3KB)

※低圧変成器付計器とタイムスイッチ等
  お客さまのご契約容量が概ね24kW以上の場合、配線を流れる電流が大きくなる
 ことから、そのままでは電気の使用電力量を直接計量することができないため、
 計量できるように低圧変成器で電流を小さく変換します。
  また、タイムスイッチについては、大電流では直接電気の入切を制御できない
 ため、入切を可能とする開閉装置(電磁開閉器)とタイムスイッチを組み合わせ
 て、電気の入切を行います。




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