平成23年度第2四半期決算について
平成23年11月4日
東京電力株式会社
平成23年度第2四半期の売上高は、前年同期比7.7%減の2兆5,027億円(単独で
は同8.3%減の2兆3,891億円)、経常損益は1,057億円の損失(単独では1,304億円
の損失)となりました。
また、特別利益は、単独において、原子力損害賠償支援機構資金交付金5,436億
円を計上したことなどから、5,681億円(単独では5,680億円)となりました。
一方、特別損失は、東北地方太平洋沖地震により被災した資産の復旧等に要す
る費用または損失1,850億円(単独では1,846億円)に加え、単独において、福島
第一原子力発電所の事故等に関する原子力損害の賠償について、合理的見積りが
可能な損害賠償見積額1兆 109億円から原子力損害賠償補償契約に関する法律の
規定による補償金の受入見込額1,200億円を控除した8,909億円を計上したことか
ら、1兆 759億円(単独では1兆 756億円)となりました。
これにより、四半期純損益は、6,272億円の損失(単独では6,384億円の損失)
となりました。
販売電力量は、お客さまによる節電のご協力や生産活動の落ち込みの影響がみ
られたこと、また、夏場に気温が前年より概ね低めに推移し、冷房需要の減少が
みられたことなどにより、全ての用途で前年同期の水準を下回ったことなどから、
前年同期比13.6%減の1,302億kWhとなりました。
内訳としては、電灯は前年同期比12.5%減の441億kWh、電力は同14.2%減の57
億kWh、特定規模需要は同14.2%減の804億kWhとなりました。
収入面では、電気事業において、販売電力量が減少したことなどにより、電気
料収入は前年同期比8.9%減の2兆2,273億円となりました。これに地帯間販売電
力料や他社 販売電力料などを加えた売上高は、前年同期比7.7%減の2兆5,027
億円(単独では 同8.3%減の2兆3,891億円)、経常収益は前年同期比7.4%減の
2兆5,500億円(単独では同8.1%減の2兆4,301億円)となりました。
一方、支出面では、電気事業において、燃料価格の高騰などにより燃料費が増
加したことなどから、経常費用は前年同期比4.0%増の2兆6,558億円(単独では
同3.9%増の2兆5,605億円)となりました。
以 上
添付資料
・決算概要(PDF 125KB)
・収支比較表(当社単独)(PDF 161KB)
・通期の見通し(PDF 119KB)
・収支諸元表(単独)(PDF 121KB)
・特別利益の内訳(単独)(PDF 116KB)
・特別損失の内訳(単独)(PDF 122KB)
・「決算短信等」についてはこちらをご覧ください。
・「特別損益の計上、重要な後発事象、前期第2四半期実績と当期第2四半期実
績値との差異及び通期業績予想の修正に関するお知らせ」についてはこちら
をご覧ください。
一覧へ