今冬の需給見通しについて
平成23年11月1日
東京電力株式会社
本年、3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震以降、多くの発電所が停止した
中で、今夏の節電について、広く社会の皆さまよりご理解とご協力をいただき、厚
く御礼申し上げます。
当社はこのたび、今冬の需給見通しを取りまとめましたのでお知らせいたします。
今冬につきましては、定期検査に入る予定の柏崎刈羽原子力発電所5号機などの
減少要因があるものの、一方で、地震により被災した共同火力の一部運転開始など
の増加要因を織り込んだ結果、5,490万kW(12月末)、5,460万kW(1月末)、5,370
万kW(2月末)の供給力を確保できる見通しとなりました。
なお、これは、昨年冬期の最大電力である5,150万kWに対して220〜340万kW程度
の供給予備力を確保できることになります。
上記のとおり、今冬は安定供給を確保できる見通しですが、電源の計画外停止や
急激な気温の変化による需要増加の可能性もあることから、お客さまにおかれまし
ては、無理のない範囲での節電へのご協力をお願いいたします。
当社は、引き続き計画停電の「原則不実施」を継続するために、供給力を着実に
確保するとともに、電力設備の確実な運転・保守に努めてまいります。
以 上
添付資料
・別紙:
冬期の電力需要の特徴(PDF 12.4KB)
・参考資料:
冬の「電気の上手な使い方」(PDF 48.3KB)
一覧へ