台風12号の影響による供給力の一時低下について
平成23年9月4日
東京電力株式会社
当社は、台風12号の上陸に伴う大雨の影響により、ダムの水位が上昇した揚水発
電所3箇所について、ダム統合管理事務所から、ダム運用の規則に基づいて使用停
止の指示を受けたことにより、使用停止の制約が解除されるまでの間、これまで揚
水発電による供給力として織り込んでいた700万kWが530万kWに一時低下いたしま
す。
具体的には、当社 玉原発電所(所在地:群馬県利根郡、定格出力:120万kW)、
および電源開発株式会社 新豊根発電所(所在地:愛知県北設楽郡、定格出力:
112.5万kW、当社受電分:45万kW)、沼原発電所(所在地:栃木県那須塩原市、定
格出力:67.5万kW、当社受電分:67.5万kW)の合計232.5万kWが一時使用停止とな
ることから、揚水発電による供給力を改めて精査し、530万kWに低下させるもので
す。
当社といたしましては、こうした状況下ではありますが、適正な予備力を確保で
きる見通しであることから、当社サービスエリア内における電力の安定供給に問題
はありません。
なお、現在、当社発電所およびダム設備に損壊等の被害はないことから、当該発
電所は台風の通過により天候や河川の状態が安定してきた時点で順次使用可能とな
る見通しです。
以 上
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