今夏の需給見通しと対策について(第8報)
平成23年7月29日
東京電力株式会社
当社は、計画停電の「原則不実施」を継続するため、これまでに計画している供
給力の確保を着実に進めるとともに、広く社会の皆さまに節電へのご理解とご協力
をお願いしている中で、本日、7月30日以降の需給見通しを見直しましたので、お
知らせいたします。
皆さまには大変なご不便とご迷惑をおかけいたしますが、引き続き節電へのご理
解・ご協力をお願いいたします。
以 上
(注)昨年夏の最大電力は、5,999万kWを記録(7月23日)。今夏の想定最大電力
5,500万kWには、「夏期の電力需給対策について」に示された需要面の対策
へのご協力や、震災による生産減少からの回復を勘案し、昨年並の最大電力
より500万kW低い水準を見込んでおります。
※当社は、震災により甚大な被害を受けた東北地方の電力需給バランスの緩和
に向け、当社の需給両面の対策を徹底することにより、東北電力株式会社に、
最大140万kWの電力融通を行いたいと考えており、これを考慮した場合の供
給力は、8月末で5,470万kWとなります。
※揚水発電については、本見通しでは700万kWで織り込んでおります。需給が
厳しい状況においては、その時点における上ダムの貯水量や需要動向を踏ま
え、揚水の発電量について詳細に精査したうえで供給力に反映することとい
たします。
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