今夏の需給見通しと対策について(第6報)
平成23年7月15日
東京電力株式会社
当社は、計画停電の「原則不実施」を継続するため、これまでに計画している供
給力の確保を着実に進めるとともに、広く社会の皆さまに節電へのご理解とご協力
をお願いしている中で、本日、7月16日以降の需給見通しを見直しましたので、お
知らせいたします。
皆さまには大変なご不便とご迷惑をおかけいたしますが、引き続き節電へのご理
解・ご協力をお願いいたします。
以 上
(注)昨年夏の最大電力は、5,999万kWを記録(7月23日)。今夏の想定最大電力
5,500万kWには、「夏期の電力需給対策について」に示された需要面の対策
へのご協力や、震災による生産減少からの回復を勘案し、昨年並の最大電力
より500万kW低い水準を見込んでおります。
※当社は、震災により甚大な被害を受けた東北地方の電力需給バランスの緩和
に向け、当社の需給両面の対策を徹底することにより、東北電力株式会社に、
最大140万kWの電力融通を行いたいと考えており、これを考慮した場合の供
給力は、5,590万kW(7月末)、5,470万kW(8月末)となります。
なお、60Hz地域の電力需給バランスが緩和した際には、当社への電力融通を
最大限(100万kW)いただけるよう、今後も引き続きお願いしてまいります。
※揚水発電については、前回の見通しまでは650万kWで織り込んでおりました
が、他社揚水設備の復旧により供給力を見直した結果、今回700万kWで織り
込んでおります。需給が厳しい状況においては、その時点における上ダムの
貯水量や需要動向を踏まえ、揚水の発電量について詳細に精査したうえで供
給力に反映することといたします。
一覧へ