福島第一、第二原子力発電所における作業従事者へのメンタルヘルスサポートの強化について
平成23年7月8日
政府・東京電力統合対策室
福島第一、第二原子力発電所にて従事している作業者につきましては、被ばくの
リスクや、地震によるご家族の被災等、様々なストレス要因を抱えながら作業に従
事している状況にあります。
このたび、細野内閣総理大臣補佐官(当時)から官庁間協力の依頼を受けた防衛
省・防衛医科大学校より惨事ストレスの専門家の派遣を賜り、上記作業者を対象に、
下記のとおりメンタルヘルスサポートの強化を図ることとなりましたのでお知らせ
いたします。
なお、これまで東京電力としても、職場・生活環境の整備、健康診断等の実施に
重点を置き、身体面での健康管理対策に努めてまいりましたが、今後は心の健康管
理対策についても、更なる充実を目指してまいります。
記
1.実施者
防衛医科大学校教授、准教授、講師等
2.開始時期
7月10日(日)
3.実施頻度
月に1回、1回あたり2〜4日間
4.実施方法(例)
(1)福島第一、第二原子力発電所にて従事する作業者のストレス状況を確認
(2)メンタルヘルス不調のリスクが高い者に対し個別のカウンセリングを実施
(3)必要に応じて、会社や本人に対し就業上の注意点を伝えるとともに、医療
機関への紹介等を実施
以 上
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