公募増資及び第三者割当増資による調達資金の使途の変更について
平成23年5月20日
東京電力株式会社
平成22年9月に決議した公募増資及び第三者割当増資に係る調達額4,468億円に
ついては、当初、中期経営方針「東京電力グループ中長期成長宣言2020ビジョン」
(以下、「2020ビジョン」)で掲げた、電源の高効率化を含む低炭素化に向けた
設備投資資金や、成長事業の拡大を目的とする投融資資金に充当することを予定
しており、既に233億円を低炭素化投資に、また、94億円を成長事業投資に充当
いたしました。
しかしながら、平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震により、当
社設備が大きな影響を受けたことで、これまでの事業運営の抜本的な見直しが不
可欠となったため、「当面の事業運営・合理化方針」を策定するとともに、
「2020ビジョン」を取り下げることといたしました。
これに伴い、当初、資金使途として掲げておりました低炭素化投資や成長事業
投資を含む投資計画を見直し、安定供給の確保等、電気事業の遂行に必要不可欠
なものを除き実施しないこととしたため、増資による調達資金の残額については、
当面の電気事業の遂行に必要な設備資金に充当するものといたします。
株主の皆さまには、大変ご迷惑をおかけいたしますが、何とぞご理解ください
ますようお願い申し上げます。
以 上
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