高いレベルの放射性廃液の集中廃棄物処理施設への移送について(続報)
平成23年5月16日
東京電力株式会社
現在、福島第一原子力発電所タービン建屋内には、多量の放射性廃液が存在して
おり、4月10日、経済産業大臣より、福島第一原子力発電所に滞留している高い放
射線量が検出された排水の集中廃棄物処理施設への移送に関して、その必要性、安
全性に係る評価、恒久的な排水保管及び処理施設についての方針等についての報告
徴収の指示を受けました。 (平成23年4月15日お知らせ済み)
4月18日、集中廃棄物処理施設のうち、プロセス主建屋について、止水対策など
を終了したことから、この指示に基づきその内容をとりまとめ、経済産業大臣に報
告するとともに、報告内容につきましては、経済産業省原子力安全・保安院におい
てご確認いただきました。 (平成23年4月19日お知らせ済み)
4月19日より、2号機タービン建屋から集中廃棄物処理施設のうちプロセス主建
屋へ、放射線レベルの高い廃液の移送を継続的に行っています。
その後、3号機タービン建屋内の放射性廃液についても、水位が上昇傾向である
ことから、更なる一時保管先の確保を進めており、集中廃棄物処理施設のうち、雑
固体廃棄物減容処理建屋について、止水対策工事を進めておりました。
このたび、同建屋の止水対策などを終了したことから、上記の指示に基づきその
内容をとりまとめ、経済産業大臣に報告いたしました。報告内容につきましては、
経済産業省原子力安全・保安院においてご確認いただきました。
今後、当社が報告した内容に基づき、準備が整い次第、3号機タービン建屋内か
ら集中廃棄物処理施設へ放射線レベルの高い廃液を移送いたします。
以 上
・添付資料1:プロセス主建屋、雑固体廃棄物減容処理建屋への移送について
(PDF 13.6KB)
・添付資料2:2、3号機タービン建屋滞留水移送計画図(PDF 61.6KB)
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