プレスリリース 2011年

福島第一・第二原子力発電所従業員の生活環境の改善について

                             平成23年5月4日
                             東京電力株式会社

 当社は、3月11日の発災以降、原子力発電所の事態収束に向け、全力をあげ取り
組んでいるところでありますが、その作業に当たっている従業員の生活環境を改善
し、労働生産性を高めることが、一日も早い収束に繋がると考えます。
 つきましては、今後取り急ぎプレハブ仮設寮を建設し、6月下旬以降を目途に順
次、原子力発電所従業員を受け入れ、作業に専念できる環境を整備することとしま
す。
 また、それまでの間は、現在の居住施設について,主に以下のような改善を実施
します。

1.福島第一原子力発電所
  免震重要棟では周辺線量が高い等の理由で保存食中心の食事とせざるを得ない
 ことから、休憩所である福島第二原子力発電所体育館における食事を、5月上旬
 までに毎日、3食のうち昼・夕の2食は、弁当を提供するよう改善する。
  さらに、同体育館において、5月中旬までに、二段ベッド利用にするとともに、
 シャワーを利用可能にする。

2.福島第二原子力発電所
  事務本館の生活環境について、5月末までにシャワーを増設し、利用回数を増
 やす。なお、食事については、既に5月1日から毎日パン(朝)・弁当(昼・夕)
 を提供している。

3.その他
  「人」「物資」往来の中継地点であるJヴィレッジにおいても、食事は毎日、
 3食のうち昼・夕の2食は、弁当を提供する。また、5月下旬までには一部シャ
 ワーを利用可能にし、6月下旬までに利用可能なシャワー・トイレを増やす予定。

                                  以 上

別紙:プレハブ仮設寮設置までの居住環境について(PDF 11.2KB)




	

	



			
			
		

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