当社福島第一原子力発電所の放射線業務従事者の線量限度を超える被ばくに係る原因究明及び再発防止対策の策定に関する経済産業省原子力安全・保安院への報告について
平成23年5月2日
東京電力株式会社
当社は、平成23年4月27日に経済産業省原子力安全・保安院より「福島第一原
子力発電所の放射線業務従事者の線量限度を超える被ばくに係る原因究明及び再
発防止対策の策定等について(指示)」の指示文書*を受領いたしました。
(平成23年4月27日、お知らせ済み)
その後、当社は、受領した指示文書に基づき、原因の究明および再発防止策の
策定等を行ってまいりましたが、本日、その内容が取りまとまったことから、同
院へ報告いたしましたのでお知らせいたします。
以 上
○ 別添資料
別 添:福島第一原子力発電所の放射線業務従事者の線量限度を超える被ばくに
係る原因究明及び再発防止対策の策定について
* 指示文書
福島第一原子力発電所の放射線業務従事者の線量限度を超える被ばくに係る
原因究明及び再発防止策の策定等について(指示)
平成23・04・27原院第4号
平成23年4月27日
原子力安全・保安院(以下「当院」という。)は、平成23年4月27日、貴社か
ら、平成23年東北地方太平洋沖地震発生後の作業に従事していた者(女子)1名
について、同年1月1日から3月31日(第4四半期)までの実効線量が、実用発
電用原子炉の設置、運転等に関する規制(昭和53年通商産業省令第77号)第9条
第1項第1号に基づく実用発電用原子炉の設置、運転等に関する規則の規定に基
づく線量限度等を定める告示(平成13年経済産業省告示第187号)第6条第1項第
3号に定める線量限度(5ミリシーベルト/3か月)を超えている旨の報告を受
けました。
このため、当院は、貴社に対し、厳重に注意するとともに、原因の究明及び再
発防止策の策定並びに福島第一原子力発電所における放射線管理体制の検証及び
これを踏まえた対策の策定を行い、平成23年5月2日までに、当院に報告するこ
とを指示します。
【添付資料1〜4】:福島第一原子力発電所の放射線業務従事者の線量限度を
超える被ばくに係る原因究明及び再発防止対策の策定等
について(PDF 184KB)
【添付資料5】:遮蔽設置前後の免震棟内線量率推移(PDF 79.5KB)
【添付資料6】:福島第一免震重要棟環境改善対策の概要・効果(PDF 207KB)
【添付資料7】:免震棟内フロアマットの敷き換え(平面図)(PDF 302KB)
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