福島第一原子力発電所付近の海水からの放射性物質の検出について(第三十六報)
平成23年4月28日
東京電力株式会社
平成23年3月21日、周辺環境のモニタリングの一環として、東北地方太平洋沖地
震で被災した福島第一原子力発電所の放水口付近(南側)において、海水に含まれ
る放射性物質のサンプリング調査を行った結果、放射性物質が検出されたことから、
原子力安全・保安院ならびに福島県へ連絡いたしました。
3月22日より、福島第一原子力発電所沿岸部におけるサンプリングについては、
4箇所(うち2箇所については、3月26日より、1日各2回実施)で実施しており
ます。
また、4月26日より、福島第一原子力発電所の沖合3km地点6箇所、沖合8km地
点2箇所、沖合15km地点6箇所でサンプリングを実施しており、その評価結果もあ
わせて連絡しております。
なお、本調査結果におけるヨウ素-131、セシウム-134、セシウム-137の3核種に
ついては確定値としてお知らせすることとし、その他の核種については、4月1日
の原子力安全・保安院による厳重注意を受けて策定した再発防止に係る方針に基づ
き、今後、再評価を実施することとしております。
(お知らせ済み)
平成23年4月27日、福島第一原子力発電所で検出された放射性物質の海洋への拡
散を評価するためサンプリング調査を行い、別紙のとおり、放射性物質が検出され
たことから、本日、原子力安全・保安院ならびに福島県へ連絡いたしました。
なお、昨日の沖合14箇所ついては、悪天候の影響により、サンプリングを見送っ
ております。
今後も、同様のサンプリング調査を実施することとしております。
以 上
添付資料
・海水核種分析結果(PDF 11.2KB)
・海水放射能濃度(Bq/cm3)(PDF 48.4KB)
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