福島第一原子力発電所付近の海水からの放射性物質の検出について
(第十二報)
平成23年4月4日 東京電力株式会社 平成23年3月21日、周辺環境のモニタリングの一環として、東北地方太平洋沖地 震で被災した福島第一原子力発電所の放水口付近(南側)において、海水に含まれ る放射性物質のサンプリング調査を行った結果、放射性物質が検出されたことから、 原子力安全・保安院ならびに福島県へ連絡いたしました。 (お知らせ済み) 平成23年3月31日および4月1日、2日、3日に福島第一原子力発電所で検出さ れた放射性物質の海洋への拡散を評価するためサンプリング調査を行い、別紙のと おり、放射性物質が検出されたことから、本日までに原子力安全・保安院(以下、 同院)ならびに福島県へ連絡いたしました。 また、4月2日より、福島第一原子力発電所の沖合15km地点3箇所でサンプリ ング採取を実施しており、その評価結果もあわせて連絡しております。 なお、本調査結果におけるヨウ素-131、セシウム-134、セシウム-137の3核種に ついては確定値としてお知らせすることとし、その他の核種については、4月1日 の同院による厳重注意を受けて策定した再発防止に係る方針に基づき、今後、再評 価を実施することとしております。 今後も、同様のサンプリング調査を実施することとしております。 以 上 添付資料1:海水核種分析結果(3月31日分) 添付資料2:海水核種分析結果(4月1日分) 添付資料3:海水核種分析結果(4月2日分) 添付資料4:海水核種分析結果(4月3日分) 参考資料1:海水放射能濃度(3月31日分) 参考資料2:海水放射能濃度(4月1日分) 参考資料3:海水放射能濃度(4月2日分) 参考資料4:海水放射能濃度(4月3日分)