福島第一原子力発電所付近の海水からの放射性物質の検出について(第二十七報)
平成23年4月19日
東京電力株式会社
平成23年3月21日、周辺環境のモニタリングの一環として、東北地方太平洋沖
地震で被災した福島第一原子力発電所の放水口付近(南側)において、海水に含
まれる放射性物質のサンプリング調査を行った結果、放射性物質が検出されたこ
とから、原子力安全・保安院ならびに福島県へ連絡いたしました。
福島第一原子力発電所付近の海水サンプリング調査については、3月22日より
沿岸部4箇所(うち2箇所については、3月26日より1日各2回採取)、4月2
日より沖合15km地点3箇所(4月5日より6箇所、4月6日より6箇所で1日
各2回採取)で実施しており、その評価結果もあわせて連絡しております。
また、4月15日の原子力安全・保安院からの指示に基づき、4月17日より沖合
3km地点4箇所および沖合8km地点2箇所をサンプリング対象として追加してお
ります。
なお、本調査結果におけるヨウ素-131、セシウム-134、セシウム-137の3核種
については確定値としてお知らせすることとし、その他の核種については、4月
1日の原子力安全・保安院による厳重注意を受けて策定した再発防止に係る方針
に基づき、今後、再評価を実施することとしております。
(お知らせ済み)
4月18日、福島第一原子力発電所で検出された放射性物質の海洋への拡散を評
価するためサンプリング調査を行い、別紙のとおり、放射性物質が検出されたこ
とから、本日、原子力安全・保安院ならびに福島県へ連絡いたしました。
なお、沖合15km地点6箇所のサンプリング調査については、4月17日より1
日各1回採取としております。
今後も、同様のサンプリング調査を実施することとしております。
以 上
添付資料
・海水核種分析結果(PDF 13.7KB)
・海水放射能濃度(Bq/cm3)(PDF 10.0KB)
・沿岸 海水放射能濃度(Bq/cm3)(PDF 20.9KB)
・沖合 海水放射能濃度(Bq/cm3)(PDF 25.4KB)
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