タイ大手IPP事業者「エレクトリシティ・ジェネレーティング・パブリック・カンパニー社」への共同経営参画について
平成23年2月23日
東京電力株式会社
三菱商事株式会社
東京電力株式会社(以下 東京電力)および三菱商事株式会社(以下 三菱商事)
の2社は、三菱商事の100%子会社である「テプディア・ジェネレーティング社
(以下 テプディア社)」を通じて、タイの大手発電卸(IPP)事業者である
「エレクトリシティ・ジェネレーティング・パブリック・カンパニー社(以下
EGCO社)」の経営に共同で参画することについて、本日、合意いたしました。
具体的には、三菱商事が、香港最大の電力会社であるCLPホールディング社
(以下 CLP社)と共同で設立した合弁会社を通じて間接的に保有するEGC
O社の株式11.21%(59,011,803株)に加えて、CLP社が間接的に保有するE
GCO社の株式13.36%(70,354,375株、約230億円)を、子会社のテプディア社
を通じて全て買い取ることに合意し、同時に、東京電力は、三菱商事との間でテ
プディア社の株式50%を買い取ることに合意いたしました。東京電力の出資額は
約210億円となります。
これにより、両社は、テプディア社を通じてEGCO社の株式12.286%
(64,683,089株)をそれぞれ間接的に保有することとなり、EGCO社の経営に
共同で参画することとなりました。
本日より、テプディア社はEGCO社の株式取得の手続きを進め、株式取得が
完了する本年4月上旬より、両社でEGCO社の経営に共同参画することになり
ます。
東京電力は、これまで培ってきた技術や発電所の運転ノウハウなど、経営資源
の活用を通じて、タイにおける電気事業の発展へ貢献するとともに、海外事業を
東京電力グループの事業の柱と位置づけた『2020ビジョン』の具体的展開を通じ
て、収益拡大と事業基盤のさらなる強化、海外における低炭素化に貢献してまい
ります。
三菱商事は、2006年よりEGCO社経営に参画しており、引き続き、同社を通
じてタイ及びタイ周辺国の電気事業の発展に寄与して行くと共に、2009年には東
南アジア及び台湾に於ける民間発電事業の統括を目的とした子会社Diamond
Generating Asia, Limited社を設立し、同社を拠点にベトナムやインドネシア等
での発電事業にも積極的に取り組んでおり、電気事業を通じて東南アジアの発展
に貢献してまいります。
以 上
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添付資料
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別紙(PDF 25.8KB)
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