業務用厨房向け電気式ゆで麺器の開発について
〜手間なく麺をほぐしムラなくゆで上げる〜
2011年2月17日 中部電力株式会社 東京電力株式会社 ニチワ電機株式会社 中部電力株式会社(代表取締役社長:水野明久、所在地:愛知県名古屋市東区東 新町1番地)と東京電力株式会社(取締役社長:清水正孝、所在地:東京都千代田 区内幸町一丁目1番3号)、ニチワ電機株式会社(代表取締役社長:岡田徹、所在 地:兵庫県三田市テクノパーク12番地の5)は、共同で業務用厨房向け電気式ゆで 麺器を開発いたしました。 本年7月からニチワ電機株式会社より販売を開始する予定です。 ラーメン専門店や中華料理店または事業所給食などの業務用厨房では、通常、2 玉以上の麺を同時にゆでることができるゆで麺器を使用します。従来の電気式ゆで 麺器(以下、従来品)では加熱出力が調整できなかったため、麺の太さや量の違い により湯の対流を調節することができず、ゆで上げる際に麺がほぐれないことから ゆでムラが生じないよう箸でかき混ぜる場合がありました。 この度、共同開発した電気式ゆで麺器(以下、開発品)では、ヒーターカバーの 噴き出し孔を改良するとともに加熱出力調整機能を搭載したことによって、湯の対 流によりゆでカゴ内で麺が浮いて回転してほぐれることから、箸でかき混ぜる手間 が省けるうえムラなくゆで上げることが可能となりました。 調理される麺の太さや量に応じた加熱出力を予め設定すれば、ゆで時間を管理す るだけで、誰でも簡単にゆで上げることができます。 また、注文の少ない時間帯には、業界初となる片側湯槽での調理を可能としたこ とで省エネを図り、ランニングコストを従来品に比べ、生ラーメン調理時に約4割、 冷凍うどん調理時に約2割削減しました。 なお、本開発品は、2月22日〜25日に東京ビッグサイトで開催される「第11回厨 房設備機器展※」電力会社ブースにおいて、展示紹介いたします。 主な特長 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (1)手間なく麺をほぐしムラなくゆで上げ ヒーターカバーの改良(特許出願済)と加熱出力調整機能の搭載により、手 間を掛けずムラのないゆで上げが可能 (2)ランニングコストを削減 注文の少ない時間帯には、業界初の片側湯槽での調理(特許出願済)により ランニングコストを削減 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (※)第11回 厨房設備機器展 開催日時:2011年2月22日(火)〜25日(金) 10:00〜17:00(最終日は16:30まで) 会 場:東京ビッグサイト(東京国際展示場)東展示棟1〜6ホール (東京都江東区有明3-11-1、TEL 03-5530-1111(代表)) 主 催:(社)日本厨房工業会、(社)日本能率協会 添付資料 ・別紙:「業務用厨房向け電気式ゆで麺器」の概要(PDF 201KB) 以 上