電気の史料館 常設展示のリニューアルについて
平成23年1月12日
東京電力株式会社
当社の「電気の史料館」(住所:横浜市鶴見区)では、このたび「家電製品が暮
らしをどのように変えたか」とのコンセプトの下で、常設展示の一部をリニューア
ルし、本日から公開いたします。
このたびのリニューアルでは、12箇所ある常設展示コーナーの一つである「電気
と社会」において、日本の近代化が進んだ大正から昭和初期、戦後復興から高度経
済成長期、そして大量消費時代の3つの時代における主要な家電製品の実物を展示
するとともに、“電化が人々の暮らしに与えた影響”について、当時の社会背景と
資料や映像などにより紹介しております。
具体的には、氷冷蔵庫と電気冷蔵庫、たらい・洗濯板と洗濯機といった家電製品
がなかった当時に利用していた道具や器具と家電製品を比較展示することなどで、
家電製品の便利さと家庭生活における電気の大切さを幅広い世代の方々に実感して
いただけます。
また、昭和30年代の和室を再現し、白黒テレビで当時のニュースを放映すること
により、家庭における電化の始まりを体験いただける展示スペースも設置していま
す。
当社は、このリニューアルにより、社会や家庭における電化の歴史とこれによる
暮らしの変化をご覧いただくことで、近代化に向かう中での電気の役割と大切さと
ともに、これからの低炭素社会の実現に向けた電化のさらなる可能性について楽し
く学べる機会を提供してまいります。
以 上
添付資料
・別紙1:「電気と社会」のリニューアル概要(PDF 150KB)
・別紙2:『電気の史料館』の概要(PDF 106KB)
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