「平成22年度 地球温暖化防止活動環境大臣表彰」の受賞について
〜川崎市千鳥・夜光地区における蒸気供給事業が評価〜
平成22年12月1日 川崎スチームネット株式会社 東京電力株式会社 川崎スチームネット株式会社(代表取締役社長:菅井 茂勝[すがい しげかつ]、 本社:神奈川県川崎市)と東京電力株式会社(取締役社長:清水 正孝[しみず ま さたか]、本社:東京都千代田区、以下「東京電力」)は、川崎市千鳥・夜光地区 において共同で取り組む、省エネ推進を目的とした蒸気供給事業について、昨日、 「平成22年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰」(対策活動実践部門)を受賞いた しました。 「地球温暖化防止活動環境大臣表彰」は、環境省が地球温暖化対策推進の一環と して、地球温暖化防止に顕著な功績のあった個人・団体を対象に、それぞれの取り 組みを「技術開発・製品化部門」、「対策技術導入・普及部門」、「対策活動実践 部門」、「環境教育・普及啓発部門」および「国際貢献部門」の5部門に分類し、 環境大臣が表彰するもので、平成10年度の実施以来、今年度で13回目を迎えます。 両社が受賞した、「地球温暖化防止活動環境大臣表彰」(対策活動実践部門)は、 地球温暖化防止に資するライフスタイルの実践活動や植林活動等、地球温暖化を防 止する活動の実践等に関する功績に対して表彰されるもので、この度の受賞は、こ れまでにないアプローチで地域全体の省エネルギーとCO2排出削減を実現したこ とについて高い評価をいただいたものです。 具体的には、最新のコンバインドサイクル発電設備(MACC)を採用した、東 京電力川崎火力発電所1号系列の発電に使用された後の蒸気を再利用し、川崎市千 鳥・夜光地区コンビナート内の10社に供給することを通して、同地区全体として省 エネルギーを実現したもので、年間、原油換算で約1.1万kl(一般家庭9,500世帯分) の燃料削減および約2.5万t(一般家庭4,700世帯分)のCO2排出量削減効果が期 待されています。 両社は、本事業を通じ、同地区の低炭素化に貢献していくとともに、今後も引き 続き、地球温暖化対策に関するさらなる取り組みを進めてまいります。 以 上 添付資料 ・別紙:「地球温暖化防止活動環境大臣表彰」の概要(PDF 139KB) ・参考1:蒸気供給事業の概要(PDF 310KB) ・参考2:川崎火力発電所1号系列の概要(PDF 203KB)