電気の史料館 企画展『路面電車の走る街 〜都市の交通と電気〜』の開催について
〜交通機関の動力源として重要な役割を果たす電気〜
平成22年11月22日 東京電力株式会社 当社の「電気の史料館」では、平成22年11月30日(火)から平成23年3月6日 (日)まで、企画展『路面電車の走る街 〜都市の交通と電気〜』を開催いたし ます。 照明にはじまる電気の利用は、やがて動力へと拡がり、電車を世に送り出すこ とで、交通の分野にも大きな革新をもたらしました。当時“電気鉄道”と呼ばれ た電車のなかでも、そのさきがけとして登場した路面電車は、都市交通において 重要な役割を果たすことになりました。 本年は、東京電力の前身である東京電燈が、1890(明治23)年に東京の上野公 園で開催された第三回内国勧業博覧会において、わが国初の電車を走らせてから ちょうど120年目の節目の年となることから、今回の企画展では、特に明治から 昭和中期にかけて、東京・横浜・川崎を中心に活躍した路面電車を取り上げ、そ の歴史や、都市の交通に果たした電気の役割について、豊富な資料や展示物とと もにご紹介します。 また、近年、地球環境にも人にも優しい乗り物として、あるいは都市再生の役 割を担う輸送手段として再評価されつつある路面電車の将来についても、国内や 欧州各国での様々な取り組みの紹介を通じて展望してまいります。 当社は、この企画展を通じて、幅広いお客さまに電気事業の歴史を紹介しなが ら、あらゆる分野で低炭素社会の実現に貢献する電気について楽しく学ぶ機会を 提供してまいります。 以 上 添付資料 ・別紙1:企画展『路面電車の走る街 〜都市の交通と電気〜』開催概要 (PDF 23.0KB) ・別紙2:『電気の史料館』の概要(PDF 26.8KB)