第7回エコプロダクツ大賞(エコサービス部門)において「経済産業大臣賞」を受賞
〜川崎市千鳥・夜光地区における蒸気供給事業が評価され初の受賞〜
平成22年11月15日 川崎スチームネット株式会社 東京電力株式会社 川崎スチームネット株式会社(代表取締役社長:菅井茂勝、本社:神奈川県川崎 市)と東京電力株式会社(取締役社長:清水正孝、本社:東京都千代田区、以下 「東京電力」)は、川崎市千鳥・夜光地区において共同で取り組む、省エネ推進を 目的とした蒸気供給事業について、本日、第7回エコプロダクツ大賞(エコサービ ス部門)の「経済産業大臣賞」を初めて受賞いたしました。 エコプロダクツ大賞は、わが国のすぐれたエコプロダクツ(環境負荷の低減に配 慮した製品・サービス)に対して、エコプロダクツ大賞推進協議会が表彰するもの で、表彰を通じてエコプロダクツに関する情報を世の中に広くお伝えすると同時に、 それらの供給者である企業等の取り組みについて支援することで、わが国のエコプ ロダクツのさらなる普及・開発を図ることを目的に、平成16年に設立されたもので、 本年で7回目の開催となります。 また、両社が受賞した「経済産業大臣賞」は、エコプロダクツ大賞において、経 済産業省が管轄する最上位の賞であり、これまでにないアプローチで地域全体の省 エネルギー・CO2排出削減を実現したことについて高い評価をいただいたもので す。 本事業は、最新のコンバインドサイクル発電設備(MACC)を採用した、東京 電力川崎火力発電所1号系列の発電に使用された後の蒸気を再利用し、川崎市千鳥 ・夜光地区コンビナート内の10社に供給することで、同地区全体として省エネルギ ーを実現することを目的に行われているもので、年間、原油換算で約1.1万kl(一 般家庭9,500世帯分)の燃料削減および約2.5万t(一般家庭4,700世帯分)のCO2 排出量削減効果が期待されています。 両社は、本事業を通じ、引き続き、同地区の低炭素化に貢献していくとともに、 今後、地球温暖化対策に関するさらなる取り組みを進めてまいります。 なお、12月9日から開催される「〜グリーン×クリーン革命!いのちをつなぐ力 を世界へ〜エコプロダクツ2010[第12回]」(注)において、同賞の表彰式が行わ れるほか、東京電力が、本サービスの事例発表と展示・紹介をいたします。 以 上 (注)「〜グリーン×クリーン革命!いのちをつなぐ力を世界へ〜エコプロダクツ 2010[第12回]」 1999年から開催されている日本最大級の環境展示会(http://eco-pro.com) 会 期:平成22年12月9日(木)〜11日(土) 10:00〜18:00 (11日は17:00まで) 会 場:東京ビッグサイト(東展示場1〜6ホール) 主 催:社団法人産業環境管理協会、日本経済新聞社 入場料:無料 添付資料 ・別紙:「エコプロダクツ大賞」の概要(PDF 102KB) ・<資料1>蒸気供給事業の概要(PDF 221KB) ・<資料2>川崎火力発電所1号系列の概要(PDF 140KB)