ベトナム石油ガス公社との覚書の締結について
〜新規石炭火力案件開発における相互協力を推進〜
平成22年6月22日 東京電力株式会社 当社は、本日、ベトナム最大の国営企業である「ベトナム石油ガス公社(以下、 ペトロベトナム社)」と、同社が開発権を保有するベトナム国内の新規石炭火力案 件における共同検討に関する覚書を締結いたしました。 当社は、ペトロベトナム社から、ベトナム国内の新規石炭火力案件における共同 検討に関する覚書締結の申し出をいただいたことを踏まえ、これまで社内で検討を 進めてまいりましたが、今後、同国の新規石炭火力案件における共同検討を通じ、 同社と長期的な信頼関係の構築を図ることは、同国内の電気事業分野における様々 な協力への発展の可能性があることから、当社の海外事業の推進に資するものと判 断し、覚書の締結に至ったものです。 当社は、ベトナムにおいて “フーミー第2火力発電所第2期プロジェクト”に 出資参画しており、天然ガスの燃料供給を受けるなど、これまでペトロベトナム社 との交流を深めてまいりました。また、多くのコンサルティング事業を通じて、ベ トナムでの事業実績と経験を蓄積しております。 ベトナムは、今後の経済成長に伴う電力需要の大幅な増加が見込まれていること から、当社の技術やノウハウを活用した豊富な事業投資機会が見込まれる有望な市 場の一つと考えております。 当社は、今回の覚書締結を契機に、ペトロベトナム社と一層の協力関係を構築す るとともに、具体的な共同開発案件の検討や、電気事業における多岐にわたる分野 での情報共有などを通じて、ベトナムにおける電気事業の発展と、日本とベトナム 両国の一層の関係強化にも貢献してまいります。 以 上