オーストラリア「タロング・ノース発電事業」の権益売却について
平成21年11月30日
東京電力株式会社
三井物産株式会社
東京電力株式会社(取締役社長:清水 正孝[しみず まさたか] 本社:東京都
千代田区、以下「東京電力」)と三井物産株式会社(代表取締役社長:飯島 彰己
[いいじま まさみ] 本社:東京都千代田区、以下「三井物産」)は、両社が共同
で設立したティーエムエナジー・オーストラリア社(以下「TMエナジー社」)を
通じて所有する、タロング・ノース発電事業の権益売却について合意し、本日、売
却手続きを完了いたしました。
両社は、平成14年8月にTMエナジー社を通じて共同で取得した、タロング・ノ
ース発電所の全権益(50%:東京電力35%、三井物産15%)を、オーストラリア・
クィーンズランド州営電力会社タロング・エナジー社の子会社で、残り50%の権益
を所有するティーエヌ・パワー社(以下「TNパワー社」)へ売却いたしました。
今回の売却は、両社が事業ポートフォリオの最適化の観点から判断したものです。
これにより、TNパワー社は、タロング・ノース発電事業の全てを継承し、事業
運営を行います。
東京電力は、今後も、さらなる成長・発展をめざして海外事業に積極的に取り組
んでまいります。なお、タロング・ノース発電事業に対する運転・保守に関する技
術提供を引き続き継続し、本発電所の運営を支援していく予定です。
三井物産は、今後も、発電事業をコアビジネスのひとつと位置づけ、新規投資に
よる発電権益取得と既存案件の拡張・改良に取り組みます。
以 上
添付資料
・別紙:
タロング・ノース発電事業について(PDF 26.4KB)
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