バングラデシュ人民共和国における「石炭火力発電マスタープラン調査」の実施について
〜エネルギー源の多様化を通じた安定供給確立のための支援〜
平成21年9月17日 東京電力株式会社 当社は、バングラデシュ人民共和国(以下「同国」)において、独立行政法人国 際協力機構(以下「JICA」)が計画する、石炭の活用拡大を前提においた電源の多 様化を主目的とした「石炭火力発電マスタープラン調査」を受託し、このたび、技 術支援コンサルティング契約を締結いたしました。 近年、高い経済成長を続け、中長期的に年率10%程度の電力需要の増加が見込ま れる同国から、将来に渡る安定供給を達成するため、エネルギーのベストミックス の観点から石炭の活用拡大を前提とした電力開発計画に関するマスタープランの策 定支援要請が日本政府へなされました。 本調査はこれを受け、当社がJICAを通じて業務受託したもので、同国12件目のコ ンサルティング案件となります。 具体的には、現在天然ガスが8割以上を占める同国の電源構成に対して、今後の エネルギーセキュリティ確保の観点から、国内に豊富に存在することが確認されて いる石炭の活用拡大を前提においた電源の多様化に向けた方策について検討し、こ れに基づく石炭火力発電所の立地有望地点の特定、2025年までの最適電源開発計画、 送電系統計画を含むマスタープランを策定いたします。 なお、調査期間は、2009年9月から2011年1月までを予定しております。 当社は、引き続き、電気事業分野において当社がこれまで培ってきた技術力・ノ ウハウ・人材などの経営資源を活用して、電力セクターにおける技術支援などの海 外コンサルティング事業を実施することで相手国の発展に貢献するとともに、グル ープ全体の成長・発展のために積極的に海外展開を進めてまいります。 以 上
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