トルコ共和国における電源最適化計画に関する調査の実施について
〜ピーク需要に対応した揚水発電開発ノウハウなどを移転〜
平成21年9月14日 東京電力株式会社 東電設計株式会社 東京電力株式会社(取締役社長:清水 正孝[しみず まさたか]、本社:東京都 千代田区 以下、「東京電力」)と東電設計株式会社(代表取締役社長:西脇 芳 文[にしわき よしふみ]、本社:東京都台東区)は、トルコ共和国(以下、「同 国」)における電力のピーク需要に対応した電源開発計画の策定を目的に、独立行 政法人国際協力機構(以下、「JICA」)が計画する「ピーク需要対応型電源最適化 計画調査(以下、「本調査」)」を受託し、本日、契約を締結いたしました。 本調査は、東京電力が同国から受託する3件目のコンサルティング事業となり、 調査期間は2009年9月から2010年8月までを予定しております。 本調査は、近年の急激なエネルギー需要の増加を前提とし、将来見直しを想定し た場合、現状の電源開発計画では2015年にはピーク需要に対応できなくなる可能性 が高いと予測する同国から、ピーク需要対応電源として有力な揚水発電の開発をは じめ、2030年までの長期的な電源計画の策定について、日本政府が支援要請を受け、 その後、東京電力がJICAを通じて業務受託したものです。 具体的には、両社がこれまで培ってきた経験やノウハウを生かした、長期的視点 に立ったピーク需要対応型の電源開発計画の策定(2010〜2030年)、技術力を生か した揚水発電プロジェクトの概念設計とともに、電源計画分野全般における知見や 技術などの移転を行う予定です。 東京電力グループは、引き続き、電気事業分野においてこれまで培ってきた技術 力・ノウハウを活用した、海外コンサルティング事業に取り組むことにより、相手 国の一層の発展に貢献していくとともに、グループ全体の成長・発展のために積極 的に海外展開を進めてまいります。 以 上
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