柏崎刈羽原子力発電所 避雷鉄塔航空障害灯制御盤(屋外)の落雷による焼損について
平成21年2月10日 東京電力株式会社 柏崎刈羽原子力発電所 平成21年2月8日午後8時頃、当社社員が南新潟幹線近傍の避雷鉄塔の航空障 害灯が点灯していないことを確認いたしました。このため、2月9日午後2時20 分頃、協力企業作業員が航空障害灯の電球交換を行うため、屋外に設置してある 航空障害灯制御盤内部を確認したところ、耐雷トランス*1上部の保安器*2等 が焼損し、端子が焦げていることを確認いたしました。 2月6日に当該航空障害灯の点滅試験を実施した際には異常が確認されておら ず、また、耐雷トランス上部の保安器が焼損していることから、原因は、2月7 日から8日の落雷によるものと推定しております。 本事象について、本日消防署へ説明し、現場を確認していただいた結果、午後 4時13分、火災と判断されましたのでお知らせいたします。 以 上 *1 耐雷トランス 一次、二次間の絶縁強度を高めた変圧器。 *2 保安器 電源線や通信線に雷などにより異常電力が加えられた時や異常電流が流 れたときに、その電流を接地線に逃して機器を保護するための装置。 添付資料 ・構内全体配置図(PDF 75.3KB) ・柏崎刈羽原子力発電所 航空障害灯制御盤の焼損(PDF 106KB)
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