平成20年11月28日
東京電力株式会社
当社は、平成20年11月22日に柏崎刈羽原子力発電所7号機タービン建屋におい
て発生した火災について、本日、経済産業省原子力安全・保安院より徹底した原
因究明と再発防止対策の検討を行うよう指示文書*を受領いたしました。
この指示にもとづき、本件火災が発生した原因および再発防止対策について徹
底した検討を行うとともに、火災の影響を受けた可能性のある機器について、性
能等への影響の有無、健全性の確認を行い、速やかに同院へ報告いたします。
本件につきましては、地域の皆さまをはじめ広く社会の皆さまにご心配をおか
けしておりますことを深くお詫び申し上げます。
当社といたしましては、このたびの指示を真摯に受け止め、協力企業各社も含
め一丸となって再発防止に取り組むとともに、今後もより一層の安全の確認を第
一として、一つひとつ着実に作業を実施してまいる所存です。
以 上
* 指示文書
「柏崎刈羽原子力発電所7号機タービン建屋における火災について」
(平成20・11・27原院第16号)
平成20年11月22日、原子力安全・保安院(以下「当院」という。)は、貴
社から、柏崎刈羽原子力発電所7号機タービン建屋において火災が発生し、
負傷者を生じた旨の連絡を受けました。
貴社においては、新潟県中越沖地震において発生した変圧器火災以降、同
発電所における火災対策の充実を進めていたにも関わらず、本件事案の発生
を防止できなかったことは遺憾であり、当院は、貴社に対し、本件火災が発
生した原因及び再発防止対策について徹底した検討を行い、速やかに報告す
ることを求めます。
併せて、本件火災の影響を受けた可能性のある機器について、性能等への
影響の有無、健全性の確認を行い、報告することを求めます。
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