平成20年9月19日
東京電力株式会社
当社は、柏崎刈羽原子力発電所6号機および7号機(いずれも改良型沸騰水型、
定格出力135万6千キロワット)において確認された低圧タービン動翼の損傷事
象につきまして、その点検結果を平成20年7月31日にお知らせいたしました。
その後、詳細な原因調査を実施しておりましたが、本日、原因と対策について
最終的にとりまとめ、経済産業省原子力安全・保安院からの指示文書*にもとづ
き、同院に報告いたしましたのでお知らせいたします。
以 上
添付資料
・「柏崎刈羽原子力発電所6・7号機における低圧タービン動翼の損傷事象に
関する点検結果ならびに原因と対策について」(PDF 627KB)
*経済産業省原子力安全・保安院からの指示文書
「柏崎刈羽原子力発電所における平成19年新潟県中越沖地震時に取得された地
震観測データの分析及び耐震安全性への影響評価について」
(平成19年7月16日付平成19・07・16原院第1号)
<抜粋>
当院としては、今回の地震時に取得された地震観測データの分析を行うと
ともに分析結果を踏まえて安全上重要な設備を対象に今回の地震による耐震
安全性を確認しておくことが必要と判断します。
このため、貴社に対して下記の事項について報告することを求めます。
記
1.今回の地震時に取得された地震観測データの分析
2.今回の地震に対する安全上重要な設備の耐震安全性の確認
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